関西うどん新麺会2018 関西讃岐うどん界 新しい時代への胎動

関西うどん新麺会2018
2018年2月4日
大阪新阪急ホテル
グルメバイキング オリンピア 貸切

関西讃岐うどん界
新しい時代へのエポックの年に



「関西うどん新麺会」に参加してきました。

うどん屋さんご店主とスタッフの皆さん
うどん関連業者の皆さん
マスコミ関連の皆さん
そしてうどん大好きな人々
総勢200名オーバーの熱気は変わらずでした。
相変わらず濃い。いゃあ、濃いわ~






美味しいもの、いろいろありますが。


それよりも、今年は、驚くべき発表が、この新麺会でいくつかありました。

宴の途中で、この1年で関西圏で新しく開業されたお店のご紹介タイム。

Kyutaroさんも。
セルフ立ち食い、早朝営業あり、という営業形態も麺も出汁も讃岐ストロングスタイルを貫き、そこに新しい提案を加えて大阪市内都市部に持ち込むという、チャレンジングで刺激的なお店です。



香川の一福さんが、大将自ら乗り込んで大阪に出店される予定。一福大阪店、いったいどんなお店になるのか、ワクワクが止まらない!



以前では考えられないようなユニークなうどんのお店が次々と関西に誕生しているこの今の時代。

ここまでの礎を築くきっかけのひとつは、間違いなく「釜たけうどん」木田さんの功績ではないでしょうか。

香川のうどん屋に関しては、雑誌「タウン情報かがわ」と麺通団さんを中心にして、情報はたくさん出てたけれど、関西の讃岐系うどんに関してはなかなか指針がありませんでした。

そこに存在した異色のうどん情報ホームページが木田さんの
「たけちゃんの大阪讃岐うどん情報」でした。

そしてさらに2007年
麺通団 別Pさんと浦谷さおりさんによるガイド本
「関西極楽さぬきうどん」
前編 ちく玉天ぶっかけなんたることだ
後編 かしわ天ざるそういうことか

が発売されて、うどん好きたちに明白でおもしろおかしく、そして美味しい道標が示されたのであります。

木田さんは「釜たけうどん」で、極太もっちもちのこれまた異形で特徴的なうどんを生み出し、ここに個性的なトッピングを加えたメニュー構成で「ちく玉天ぶっかけ」を中心として大爆発させます。

そして、最初はご自身のうどん好き仲間の呑み会だったものを徐々に発展させ、ついにうどん屋さん同士の繋がりを広げる秘密集会を始められ(笑)、これが現在の「関西うどん新麺会」へと繋がります。

■過去の秘密集会(?)の様子
過去記事→2007年 関西うどん系新年会 西梅田 饂飩の四国

関西讃岐うどん巡礼のスタンプラリーの前身は、この「関西極楽さぬきうどん」掲載店の巡礼だったかもしれません。これ、スタンプシートはなくて、訪問店でうどんの横に本を並べて写真に撮って、その写真データをメモリーカードに保存して事務局に送る!というものだったような気がする(笑) ワシはとても全店回れなかったから、送らなかったけど。

■関西極楽さぬきうどん巡り 2007年
過去記事→関西極さぬ巡り 2007年 和歌山編

木田さんと別Pさん、そして詫間の雀さんのおかげで、関西に存在する讃岐系のうどん屋さんをたくさん知ることとなりました。

そしてそこからは、関西に次々と個性的なうどん屋さんが誕生しまくり。勉強と探検不足のワシなんて、全くその全てをフォローできていません。とんでもないレベルのうどん屋さんがこんなにたくさん関西に誕生するなんて。


そして。
衝撃のニュースが走ったのが昨年。
「釜たけうどん閉店」
過去記事→なんば釜たけ閉店 また逢う日まで

あれから数ヶ月。

ついに、木田さんが新しいスタートを
この新麺会の場で発表されました。


「3月1日から、新しい店をスタートします」
「店の名前は、き田たけうどん、です」

おおーーーーーーー!

「これまでのうどんは、ぜんぶ捨てます」

うへーーーー????

「こんどのうどんは。。。茹で時間○分の細麺です!」

どっひゃーーーマジかーーー????

「昼は○○○で、夜は○○○も」

おおーーーーーーー!

そして。
ちく玉天ぶっかけ
キムラ君
とんがり君

数々の関西讃岐うどんトレンドを生み出してきた木田さんから、新たなトレンドメニューの発表も。

炙り肉うどん!

これから、関西のあちこちのうどん屋さんで、肉が炙って炙って炙られまくる光景が見られそうです。

「炙り黒毛和牛うどん」「ざるうどん」「なめこおろしぶっかけ」魅惑的な文字が、たけちゃん木田さんの新しいお店の情報に踊っています。なめこおろしと言えば、うどん好きなら高松瓦町の讃岐家さんのを思い出しますな。楽しみです。

さて、もうひとつ、驚きのニュースが。
豊崎の「情熱うどん讃州」オーナー久保さんから

「讃州豊崎本店を3月末で閉店します」

えっ???????

「売上も絶好調で前年比プラスを続けてる店を閉めるなんて、頭おかしなったかと言われますが」

「実は、新しい店をもう作っています」

おお????

「カウンター10席と、VIPルームだけです」

はえ?????

「一度だけの人生、そこで、自分のやりたいことを、やってみたいと思います」

おおおおおおおぉぉぉぉおおお!


讃州さんと言えば
情熱トルネード
ざるチャーシュー
カレー釜玉
その他独創的なメニュー開発

強烈なオリジナリティ

そして旬の素材を仕入れて様々なお料理を夜営業で提供されるスタイル。うどん、そしてうどん屋さんの概念を変え、大きなブレイクスルーの波を起こしたお店だと思います。

うどん職人、板前、唎酒師、ハンガリーワインのインポーター。いろんな顔を持つ久保さんが、とことんこだわった料理、うどん、お酒、サービスを提供する新業態のお店、いったいどんなものになるのか、こちらも楽しみです。


そしてこちらのうどん怪人、詫間の雀さん。
なんと、あるお店が、雀さんが携わって(?)うどんを提供するようになるとか。こちらも続報を待ちましょう。



2018年、今年はますます関西のうどんが楽しみな年になりそうです。

新しいタイプのうどん、うどんを含めた新しい業態のお店、創意工夫が詰まったオリジナリティ溢れるうどん、そして正調スタイルで作られる讃岐オリエンテッドなうどん。

これだけバリエーション豊かなうどん文化が絢爛と咲き誇る関西圏は、本当におもしろい!

最後に。
楽しい新麺会を開催してくださっている木田さん、スタッフの皆様と、そして美味しいうどんをいつも食べさせてくださっているうどん屋さんの皆様に、感謝。


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セルフうどんおかだ 丸亀市 おか泉 工場店セルフ新規オープン

セルフうどんおかだ
おか泉の新工場完成
工場併設セルフうどんオープン

丸亀市飯野町東二623-1

宇多津の超人気店、おか泉さんのお土産うどん製造工場が新築移転。そこになんとセルフ形式のうどん屋さんが今年2018年1月9日にオープンしました。

セルフのおか泉。
これだけで興味津々ですよね!

うかがったのは1月18日。木曜日のお昼時。
駐車場に頻繁にクルマが出入りしています。駐車場は店舗奥にさらに未舗装のエリアまでありますが、いっぱい。運良く1台空いたのでそこに停めました。地元でも話題になって、大繁盛のようです。




店舗部分のエントランスはシックで落ち着いた感じです。



メニュー。
(写りが悪くて見づらくてすみません)

小が1玉、並が1.5玉、大が2玉という設定です。

1玉は少し小さめかな?
並が標準とすれば、かけ並270円はセルフとしては少し高め?でもおか泉のうどんがかけ並270円と考えれば、安いのか??(笑)


うどんは全て出汁までかけた完成形で提供され、天ぷら等のオプションは自分で取る方式。

あっ!岡田社長自ら注文を聞き、うどんを仕上げていっておられます。



駐車場からお客さんが次々お店に入ってゆき、客席もお客さんでいっぱいなのに、カウンターにそんなに行列が出来ていません。

店内の客席は23席

見ていると。。。。
カウンターでは注文を聞いてすぐに次々とうどんが出されてゆく見事なオペレーション。

客席に目を移すと、さすが香川県の皆さん。うどん食べるのが早い!サッと着席してズババッと美味しそうに素早くうどんを食べ、サッと席を立つ。この、香川県のプロの「うどん喰い」の皆さんを見ると、いつも惚れ惚れします。

流れるオペレーションとプロのうどん喰いたちのコンビネーションで、お客さんが渋滞することなく流れていたのであります。

店舗を出た屋外にもテーブルが置かれていて、そこで食べることも可能です。



かけ並
とり天
とりめし

ワシ、とり肉好きやなぁ(笑)



宇多津おか泉のもっちりむっちりした麺とは違い、こちらセルフ店の麺はもう少しライトな食感で、プリプリ踊るようなコシで、のどにスルスルと入っていく感じです。マイルドバランスのこっくりしたかけ出汁とのコンビネーションも良くて、とても美味しいです。毎日食べても飽きない素直さで、日常使いのセルフ店のうどんとして、とてもレベル高し。恐るべしおか泉(笑)。



とりめし、ウマー。これ、好きやわ。



お店のウィンドウには
KITAHONAMI
RISHIRI
IBUKI
MAKURAZAKI
等の文字が。



ごちそうさまでした!

セルフうどん おかだ
香川県丸亀市飯野町東二623-1
0877-58-4422
10:30~14:00
土日祝日 定休


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雅 高知市 我が道をゆく孤高の店の唯一無二の存在感

めん處 雅
高知市瀬戸東町3-465

お店なんてありそうにない高知市瀬戸の住宅街の中に、この雅はひっそりと佇んでいます。


職人気質の大将と、お話し好きのお父さん。
この親子でやっておられるうどん屋さん。

「他と同じようなことやってもつまらん」
そう言う大将は、どこも妥協したくない職人気質。

例えば、新しく使ってみようとする材料は、現地まで見に行かなくては気が済まなくて、車を飛ばしてはるか遠くまで遠征。うーん、うどんオタクだ。

うどんも常に研究していて、現在は全粒粉も含んだ数種類の粉を、自分で独自ブレンドしてうどんを作っています。

粉の存在感をずっしりとかんじる麺の、このなんとも言えない質感、食感は昔から変わらず。この独特の麺質は変わらないながらも、弾力や粘りや風味は、その時々の大将の好みや研究が反映されて変化する。

ここのうどんは、どこにも似ていなくて唯一無二。
「雅のうどん」としか形容できないこの存在感。





この日のオーダーは、いか天ざる。
いか天はアオリイカ。プチンッと切れて弾ける食感がたまらなくて、クセになりますよ~。


そんな職人気質の大将は、宣伝とか他店の動向とか、全く興味なし。SNSもぜんぜん。こんな硬派でひたすら我が道をゆく男、最近なかなか見かけません。

そしてその息子さんと対称的なのが、お父さん(笑)
話し出したらお喋りが止まらない。
ゆっくりうどん食べられへんがな(笑)
広告宣伝の心配もするし、息子さんのお嫁さんの心配もしてるし、そりゃあもう忙しい。
去年大ケガして大変だったけど、いつまでも元気で頑張ってほしいです。



つい最近、釜が新しくなりました。
釜も長年いろいろと研究されていて、メーカーさんに見学に行ったりしていたそうです。
今回はこれまでと同じガスの丸釜で、釜は以前より少し小さめに、筐体サイズはそのままで。熱効率と湧き方がこれまでよりかなり良くなったそうで、茹でた時の麺質にも変化が出たそうです。

綺麗に掃除と整理整頓が行き届いた厨房ですね!
この厨房で、これからも唯一無二の雅のうどんを生み出し続けてください!

過去記事リンク
雅 ステーキ?いや、土佐赤牛の肉うどんです 
雅 ロバが誘う迷路の先に熱い父子のうどん庵があった


うどん處 雅
高知市瀬戸東町3-465
088-842-6244
11:00~15:00
水曜定休

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兵郷 閉店 坂出市 日常に寄り添った坂出製麺所遺痕(イコン) 彦江・上原・堂尾の思い出と共に

兵郷 閉店 坂出市

日常に寄り添った坂出製麺所遺痕(イコン)
彦江・上原・堂尾の思い出と共に

その場所がなくなるということ
それは物理的痕跡がなくなると同時に
そこでの人間の営み、生活、歴史、ひいては文化までもがその連続性を失うということでもある。

大阪の地から香川に来て、この特異なるうどん文化と、製麺所というまさに地域性の極致である生活習慣と文化に触れたのは、衝撃的でありました。

製麺卸を生業とする場所に、一般の人が入って行ってその場でうどんを食する。あまりにも文化的ギャップがありすぎて、異邦人の私は、当初そういう場所に入っていくことに畏れに似た緊張感を抱いたものです。

今のようにネットに情報が溢れている時期ではなかったので、その手順や作法も「行ってみなければわからない」という出たとこ勝負(笑)

それでも、目の前の釜からあがってくる瑞々しいうどんを、その場ですぐに食する美味しさに感動し、また他の製麺所にも、と足を運びました。

この兵郷さんもそのひとつ。
女性のみでやっておられたのも新鮮でしたし、まさに釜場のすぐ横で麺をもらうその臨場感にわくわくさせられました。街の中にありながらも、このお店の独特の佇まい。生活とうどんが密接な香川の風土を肌で感じることの出来る場所でした。





サイズ違いの丼
かけ、ひやかけ、つけ、メニューによって出汁の受け取りが違うシステム



このような親切な案内がなかった昔に、戸惑ってあたふたしたのも良い思い出です。









お店がなくなると、画像まで消えてしまうのでしょうか?この日の兵郷さんの他の画像がいくつか消えてしまっていて、これだけしか残っていませんでした。

県外者で、そんなに頻繁には食べに行けなかったけれど、兵郷さんのうどんと出汁の味は舌に刻まれています。これまで美味しいうどんを食べさせていただいて、ありがとうございました。ごちそうさまでした。


この坂出の土地には、個性的な製麺所がいくつもありました。個性的であり、記憶に深く残るお店たち。

昨年、閉められた堂尾さんです
おばあちゃん、元気にしてるかな?
過去記事リンク→2006年の堂尾
過去記事リンク→2014年の堂尾 ばあちゃん寝ずに考えた


上原製麺所さんです。
この機械がガチャガチャ動いてうどんが作られていくところにワクワクしました。
過去記事リンク→上原製麺所 2007年
過去記事リンク→上原製麺所 2013年 閉店


彦江製麺所さんです。
ここのうどんがほんとうに好きでした。
過去記事リンク→2007年の彦江


それぞれの製麺所の思い出を胸に。
ごちそうさまでした。
ありがとうございました。

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大阪在住のうどん好きです。讃岐うどんを中心に四国と大阪での日々を綴ってます。

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