- 2016-08-29 :
- 香川のうどん
オハラうどん 善通寺市 香川大阪 師弟通信
オハラうどん 善通寺市
ぎっしりお相撲さんだらけで、うどん屋なのか国技館なのか なんだかもうよくわからないのが、オハラさんだ。
ワシの地元 堺市の「空」さんが、ここオハラうどんのお弟子さんだとわかってからは、食べに寄った時に空さんの話題で盛り上がるのが習慣になってました。
そこに、今回の「空 閉店」の衝撃です。
朝早いうちにオハラさんに飛び込んだら、他にお客さんがいなかったので
「く、く、空さん、閉めたんですねぇぇぇあうあうあう」
「そうや。まぁ、せっかく大阪から来てくれたから、茹でたて、食べていき」
オハラの大将、釜にうどん入れながら微笑む。
うどん入れた大将、携帯を手にして
「あー、あのなー、あんたとこ閉めて、怒ってる人が来てるぞー」
え?空の大将に電話してはる?
いや、あのー、ワシ、怒ってへんけど。。。
「はい」
携帯をワシに手渡す大将
オハラさんのおかげで、空の大将とお話できました。
「閉めはったんですね、びっくりしましたー」
「あー、ごめんなー」
「お体は大丈夫なんですか?」
「それは大丈夫やー」
「よかったー」
「まぁ、またな、場所探してな、どっか」
時間はかかるかもしれませんが、またお店を開いてくださりそうです。期待して、待ってます!
安心したら、お腹ぺこぺこじゃー
ちょうどいいタイミングでうどんできました
今日の麺はプリプリぴんぴんで勢いがあってウマー!
お肉もパワフルだ。
ちなみに下のんは、5月に寄った時のかけうどん。この時のは、柔らかめでヌルヌルぷりん、優しいうどん。
お師匠さんとこも、振り幅あって、楽しいです。
食い逃げシステム、あり!
オハラうどん
善通寺市善通寺町砂古裏919-2
0877-63-2981
10:00~15:00
木曜定休
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- 2016-08-26 :
- 関西のうどん
空 閉店 堺市 讃岐うどんの天使が舞い降りる復活の日はいつ?
【堺市 空 閉店】
香川仕込みの腕で、手作りで讃岐うどんを出していた「空」
ええ味を醸し出している大将がひとりで切り盛りしていて、アットホームでゆる~い空気感の漂う「堺の香川空間」でありました。のれんがひっくり返ってかかってるのを見た時には、そのユルさをとても愛しく思えたものです。
「うどん食べたい。うどん、連れてけ!」
わがまま言い放題の友人がだだをこねるので、暑い夏の昼下がり、久しぶりに「空」さんに行ってみた。
裏返しののれんを期待して、お店に行ってみると。
ん?
んん?
んんんんーーー??
あれ?
なんで?
ええぇぇぇえええーー?!?!
まさかの閉店。
先週はまだ開いてたのね(T_T) (8月13日に訪問しました)
善通寺のオハラうどんさんで修行された大将とは、これまでいろいろお話しさせていただいて、楽しいうどん談義の時間を過ごさせていただきました。
ヤバい。大将とこれでもうお会いできなくなるのはイヤや。
ワシは、すぐに香川に向かった。(すぐと言っても10日後やけどね)
オハラうどんさんで、空の大将のことを訊くために!
オハラさんでの事の顛末は、後日書きます~
結果、空の大将とお電話でお話しすることが出来ました。
大将、お元気でした!
少し時間はかかるかもしれないけれど、場所を変えて、また再びお店を再開させたい、と大将はおっしゃってます。
讃岐うどんの天使が(時々)舞い降りる
「時々」とか失礼なことを書きましたが、ほんとに、神がかったうどんが降臨するうどん屋さんでした。
「香川がそのまま、ここにある」
そう思わせるうどんが出る店でした。
日によってうどんや出汁が若干変化するのを楽しんでしまえる、そんなお店。好きです(笑)
過去記事リンク空 讃岐うどんの天使が(時々)舞い降りる
大将、再開,待ってます。
また堺に、神がかったうどんを降臨させて「もう香川行かんでええわ!」と言わせてくださいませ。楽しみにしています。
【閉店】本手打ちうどん 空
堺市北区中百舌鳥町6-998-3
中百舌鳥公園団地内
- 2016-08-24 :
- 愛媛のうどん
踊るうどん永木 ありがとう2代目大将 そして踊るうどん永木第3期の幕開け
「永木の大将、亡くなられてお店閉めたよ」
2016年5月、松山のお客様からの言葉に、呆然としました。
松山市の超個性的なうどん屋さん「踊るうどん 永木」
2代目の大将が、仕込み中に倒れられ、4月に亡くなられたそうです。
とてもユニークな初代大将が2008年にお店の閉店を決意された後に「後継者がみつかりましたので、お店は続きます!」と宣言され、永木のうどんを継いだのがこの大将でした。
がっしりした体格でゴツいけれど、大きな声で「いらっしゃいませぇ!」「ありがとうございました!」と挨拶されるその笑顔は、お客さんを元気にするパワーと愛嬌に溢れていました。
マジメな仕事ぶりは、永木のうどんをさらに一段、ブラッシュアップさせた、と僕は思っています。大胆で豪放な初代大将のうどん。そこに繊細さと安定感を加味して、2代目独特のうどんになっていった気がします。
踊るうどん永木さんは、ブログにもFacebookにも全然書かなくなったけど、松山での仕事で三津方面を通るといつも寄って食べる「いつものうどん屋さん」でした。 今年の2月に寄って、かけ中盛りと玄米おにぎりを頂いたのが最後になりました。まさか、2ヵ月後にこんなことになってしまうなんて。 とても寂しいです。 美味しいうどんをいままでありがとうございました。 御冥福をお祈り致します。
お店のドアに「申し訳ございません しばらくお休みさせていただきます」という貼り紙がしてありました。 2代目大将が継いで大事に育ててきたお店、誰かの手によって釜に火が入ることがあるのか、この5月の時点ではまだ詳しく知りませんでした。
そして先日。仕事に向かう途中にちらりと見ると
あぁっ!お店の扉の中にのれんがしまわれているうぅぅぅ!
なんだなんだ?
復活したのか?
どういうこと?
とりあえず仕事先にお邪魔して、開口一番に口をついて出た言葉は、仕事のことなんか関係なく
わし「な、な、永木さん、復活したん???」
お客様「そう!後継者みつかってな、やってるよ!」
【踊るうどん永木 第3章 スタート】
初代大将のもとで修行をされたのち、別の道に進んでおられた方が、このたび永木さんを継ぐことになり、初代大将監修のもと、改めて準備をされ、ついに3代目大将としてお店に立たれることになられました!
初代大将から贈られた鮮やかなのれんを掲げ、踊るうどん永木 第3章のスタートです。
店内では2代目大将の写真が、新しくスタートした永木さんを見守っておられます。
メニューも以前と変わらず
おぉ、これは、紛れもなく永木さんのうどんです
2代目大将の麺とはやはり少し違いますが、それでもこれはやっぱり永木さんのうどんです。
これこれ。このおにぎりです。
これもしっかり引き継がれました。
外待ちが出るほどの人気。
やっぱりみんな永木さんを愛していたのですね。
元気な大将の声
お客さんたちの笑い声
釜の湯気
出汁の香り
この場所でこの幸せな空間が復活したこと
壁にかけられた2代目大将の笑顔が、お店全体を守っているような、そんな気がしました。
ごちそうさまでした。
これからもよろしくお願いします。
永木さん、復活してくれてありがとうございます。
2年ぶりにこのブログを更新しました。
「食べるの専門の人」になってましたが、ぼちぼちまたマイペースで書いていこうかな、と思っております。
うどん万歳。
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